院長ご挨拶
はじめまして、大腸肛門科医の那須聡果です。
おなかやおしりで悩まれている女性の皆さまのお力になれれば、そして少しでも不安を解消できればという思いから、生まれ育ったさいたま市にて「女性のための大腸肛門科クリニック」を開院いたしました。
現在子育て真っ只中の2児の母でもあり、妊娠出産産後の痔についても私自身の経験も踏まえ、皆さまに寄り添った診療を行います。 数少ない女性の日本大腸肛門病学会専門医/指導医として、肛門日帰り手術を行います。
現在女性の死亡数第1位である大腸がんに対しても、積極的に大腸内視鏡検査を行い早期発見・早期治療を目指します。 またVIO医療脱毛などの美容医療を含め、広く女性のプライベートパーツのお悩みにお応えできればと思っております。
今までずっと悩んできたけどなかなか受診できなかったという皆さま、お力になれればうれしいです。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。
那須聡果
医師になった理由と大腸肛門科医になった理由
幼少期
私は幼少時、心臓病で手術を受けており、その際に「娘の治療に伴い自由に休業日をコントロールできるから」という理由で両親は脱サラして浦和でとんかつ屋を開業しました。その後、おかげさまで手術で根治し健康上全く問題なく生活できるようになり、浦和のとんかつ屋の看板娘(?)として、元気に育ちました。
中高生時代
地元の中学、高校と進学し高校では全国的にも強豪のボート部として活動、地元愛もとても強いです。大学受験を前に、あらためて将来のことを考えたとき、家族の病気や私を助けてくれた医療業界で恩返ししたいという気持ちが強くなり、医学部に入学することとなりました。
大学医学部時代
学生時代は家庭医療(町のお医者さん)か産婦人科志望、大学卒業時には乳腺外科か救急救命科を志望し、乳腺外科が有名な聖路加国際病院の外科研修医となりました。
肛門科専門医へ
元々女性の役に立ちたいと思い志望した乳腺外科ですが、そのための一般的な道としてはまずは「外科」に進みます。最初は外科研修医としてスタートし、その後、外科外来に出るようになると、実は痔など「肛門」で困っていらっしゃる女性が非常に多いことに気づきました。
「女の先生でよかった」と仰っていただけることも多く、こんな私でも人の役に立てるんだと、泣けるくらいうれしくて、もっと勉強して困っている方のお力になりたいという気持ちが強くなりました。
大腸肛門疾患に興味があったことと、医師1年目の時の直属の先輩が聖路加国際病院を出た後、社会保険中央総合病院(現 東京山手メディカルセンター)で「大腸肛門科専門医」として勤務されていたご縁もあり、社会保険中央総合病院で「大腸肛門病」について学ぶことに。
日本を代表するような大腸肛門病施設で、非常に高いレベルの手術を学ぶことができ本当に良かったと思っています。
女性で「大腸肛門科」を専門として診療している医師は全国的にもかなりの少数派です。変わり者というわけではない(と思ってます)ですが、担当する医師がどんな人物かイメージできたら受診しにくい壁が下がるかなということで、長々と書かせていただきました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
医師経歴
- 1980年 さいたま市浦和区生まれ
- さいたま市立高砂小学校卒(ミニバス団)
- さいたま市立岸中学校卒(陸上部)
- 埼玉県立浦和第一女子高校卒(ボート部)
- 群馬大学医学部卒(バスケ部)
- 英国:Disabled Care & Special Need幼児ボランティア
- 英国:ニューキャッスル大学医学部研修
- 米国:南イリノイ大学家庭医療学施設研修
- 豪州:女性専用家庭医療クリニック見学
職歴
2005年 | 聖路加国際病院外科レジデント |
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2007年 | 聖路加国際病院消化器・一般外科レジデント |
2009年 | 社会保険中央総合病院(現 東京山手メディカルセンター)大腸肛門病センター |
2012年 | 西新井大腸肛門科/秋葉原サテライトクリニック女性外来 |
2014年〜 | 東京山手メディカルセンターにて非常勤勤務 |
2014年〜 |
新越谷肛門胃腸クリニック/川口肛門胃腸クリニック女性外来 |
資格・所属学会
- 日本大腸肛門病学会 指導医・専門医(Ⅱb:肛門科)
- 臨床肛門病学会技能指導医
- 日本外科学会 専門医
- 日本女性骨盤底学会
- 日本臨床外科学会
- 日本消化器外科学会
- 日本消化器内視鏡学会